第84回 総会・県人まつり
令和4年度第84回総会・県人まつりは、9月4日東京・千代田区のホテル・ニューオータニ「鶴の間」で3年ぶりに開催されました。今年は庄内地域出身の会員が実行委員会の中心となり、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して行われ、首都圏に住む会員ら約500人が出席しました。
第1部の総会は、出羽三山羽黒派山伏がほら貝を吹きならし会場を清めながら、連合会旗とともに入場して開会。実行委員長の五十嵐長次事務局長が「3年間も開催が滞ると会員の高齢化や退会で会員数が減少して県人会の意義が薄くなる。今年は庄内地域が実行委員会の当番なので何とかしなければという思いで取り組んだ。関係者のご協力に感謝する」と述べ、開催を宣言した。石澤会長は「コロナ禍での開催で、果たして何人の参加が見込めるのか、いろいろな不安や心配事があったが、開催することの意義を感じた。多くの方々に出席いただき、何よりの喜び」とあいさつした。
連合会の年間行事などの会務は髙橋常昭事務局次長が報告し、次にあいさつに立った来賓の吉村美栄子知事は、「連合会がふるさと山形の応援団として支援・協力されていることを心強く思う」と謝意を述べ、8月3日の記録的な大雨被害の復旧・復興への取り組みなどを報告し、2023年に本格デビューする大玉サクランボ「やまがた紅玉」をPR協力も呼び掛けた。
第2部の「県人まつり」開宴あいさつで齋藤六郎芸能委員長が「最後まで楽しんでください」と述べ、齋藤仁幸会場委員長が「華やかにオープニングしましょう」と乾杯の盃を挙げた。
民謡歌手・大塚文雄さんの「花笠音頭」に合わせ、板橋区・練馬区の両県人会の踊り連に首都圏庄内あさひ会会長の宮崎定雄さん、そして「やまがた女将会」も加わり華やかに花笠踊りを披露。次に、花柳真菊鳳師範(鶴岡市)、麻也喜春桂師範(村山市)の舞に続き、青山ひかるさん(山辺町)、北見恭子さん(村山市)、内川ひろ美さん(鶴岡市)、桜井けいさん(酒田市)らによる歌謡ショーがあり会場を盛り上げた。さらに、本県の誇る清酒、ワイン、ラ・フランスのGI産品に加え、つや姫、雪若丸、酒田船凍いかと塩辛、それに今年十両に昇進した酒田出身の北の若関の手形色紙などが当たる抽選会が行われ、会場は最高潮に達した。
最後に大泉正総務委員長が、「今年ご出席のかたは、来年はもうひとりお誘いし、1000人で開催しましょう」と呼び掛け、幕を閉じた。(荘内日報社 足達哲郎)
続々と参加者が着席 |
出羽三山羽黒派の山伏のかたがた |
物産コーナーも大賑わい |
法螺貝を鳴らし、会旗入場→ |
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ご来賓 |
五十嵐実行委員長による第1部の総会開会の挨拶 |
ご来賓など |
黙祷 |
石澤会長の挨拶 |
司会を務めた山内さん(左)と佐々木さん |
髙橋事務局次長による会務報告 |
吉村県知事による祝辞 |
芳賀参議院議員による祝辞 |
ご来賓紹介 |
功労者のかたがたに感謝状贈呈 |
石井副会長による総会閉会の挨拶 |
大塚さんの唄に合わせて「花笠音頭」を踊り、第2部の県人まつりが始まった→ |
花柳真菊鳳師範の舞 |
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麻也喜春桂師範の舞 |
青山ひかるショー |
北見恭子ショー |
内川ひろ美ショー |
桜井けいショー |
抽選会 |
当選者には法螺貝の吹鳴もプレゼント→ |
大泉総務委員長による県人まつり閉宴の挨拶 |
再会を期して拍手!
2022 実行委員
■実行委員長:五十嵐 長次(ふるさと温海会)
■総務委員長:大泉 正(首都圏庄内あさひ会)
同副委員長:大瀧 実(望郷みかわ会)、粕谷 欣弘(東京羽黒会)、上野 治夫(東京藤島会)、成澤 次郎(望郷みかわ会)、佐藤 哲夫(八王子市山形県人会)
■会場委員長:齋藤 仁幸(東京藤島会)
同副委員長:渡部 宏治(首都圏庄内あさひ会)、島井 康幸(庄内やわた会)、坂田 敬一(首都圏鶴岡会)
■芸能委員長:齋藤 六郎(ふるさと温海会)
同副委員長:宮崎 定雄(首都圏庄内あさひ会)、佐藤 勇(東京庄内会)
■財務委員長:遠藤 辰雄(山形商業高校東京輸誠会)
同副委員長:梅津 武(蔵王会)、横尾 惣三郎(東京東根会)
■広報委員長:下妻 彰
同副委員長:髙橋 常昭(ふれあい酒田)、朝井 康義(東京藤島会)、佐藤 隆也(荘内日報社東京支局)、足達 哲郎(荘内日報社)
■特別広報委員長:早坂 利男(船橋市山形県人会)
事務局
■事務局長:五十嵐長次(ふるさと温海会)
事務局次長:髙橋 常昭
事務局:若松 正秀(首都圏鶴岡会)、佐藤エツ子(庄内やわた会)、池田 志美子(板橋区山形県人会)