第36回真室川音頭全国大会2024年9月29日開催
2024年08月24日
「私しゃ真室川の梅の花 コーオリャ」で始まる真室川音頭は、当県最北部に位置する真室川町の日本を代表する民謡の一つだ。明治時代に千島やカラフトに出稼ぎに渡った人々が歌った「カムチャッカ節」を元唄に、真室川に住む近岡ナカエさんが創作して歌ったのが始まりと言われている。
昭和の初めには真室川鉱山に働く出稼ぎの労働者などによって全国的に広まり、1950年にはレコード化されて流行唄にもなっている。現在知られている真室川音頭は、1952年に真室川町が広く募集した歌詞を織り込んだもので、素朴ながら情緒豊かな歌い回しが魅力となっている。
山形県を代表し全国的に名の知れた真室川音頭を通して全国の民謡愛好者と交流を深め、さらに町の活性化を図るため開催されてきたのが「真室川音頭全国大会」で、第36回がこの9月29日(日) 午前10時から、真室川町中央公民館大ホールで開催される。
ゲストは民謡歌手のおもだか秋子で、詳細は真室川町企画課まで。
<真室川町企画課>
〒999-5312 山形県最上郡真室川町大字新町124番4
電話番号:0233-62-2050
ファックス番号:0233-62-2731