お知らせ

日本一美酒県 山形フェア 2020年3月21・22日

2020年01月08日

県内の酒蔵&ワイナリーが大集合

◆日時:2020年3月21日(土)10〜17時
       3月22日(日)10〜16時

◆場所:山形ビッグウイング<山形国際交流プラザ>山形市平久保100
*アクセス・JR羽前千歳駅から徒歩約15分、JR山形駅からシャトルバス(9時半から10〜15分間隔で片道300円)

◆前売り券:2,000円券(10チケット分)、5,000円券(500枚限定、10チケット分、県産酒四合瓶付)
◆当日券:2,500円券(10チケット分)、1,000円(おかわり10チケット分)
*前売り券は、ローソン(Lコード22057)、チケットぴあ(Lコード644-4901)、チケットYBC(℡ 023-634-8600)、山形酒造組合(℡ 023-641-4050)まで。

2019年のIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)「SAKE部門」で、山形県産酒が金メダル12、銀メダル16、銅メダル29、合計57個を獲得し、都道府県別ではいずれの受賞メダル数もトップとなった。なかでも金メダル受賞数は6年連続で全国1位となり、さらに吟醸酒部門で「初孫 冬のカノン 吟醸酒」(東北銘醸)が、金メダル受賞酒の中から最も評価の高い銘柄に授与される「トロフィー」を受賞するなど、好成績をおさめた。
このように、国内外から高い評価を受けるようになった県産酒の出発点は、山形県酒造組合が技術水準のアップを図るために、山形県工業技術センターの指導のもとに始めた勉強会・山形県研醸会にある。1987年のことで、焼酎やウイスキーなどに押されて普通酒が激減したため、付加価値の高い酒を造って全国販売しなければならないという構造転換に迫られていたのだ。
山形県内には50以上の酒蔵がある。これだけの酒蔵が県内全域に点在するのは全国的にも珍しく、それぞれがオリジナルの酒米や酵母、種麹、それに鳥海、朝日、月山などの水脈による個性豊かな酒を生み出してきた。その素材を山形県工業技術センターで分析してもらい、ともに研鑽を重ねた結果、山形県産酒は2016年12月「GI」の指定を受けた。「GI(Geographical Indication)」とは地理的表示保証制度のことで、地域の優れた産品に対して国が保証する制度。世界的にはボルドー、シャンパン、スコッチなどがそれにあたり、18年1月からは「GI山形」マークの入った酒が市場に流通している。
この2日間のイベントには、県内の52の酒蔵に加え、15のワイナリーが出店予定で、各酒の試飲や販売が行われるほか、山形自慢の美食はもちろん、工芸品など県内の逸品が一堂に介する。県産酒などが当たる抽選会や県産酒と食材のペアリング講座、蔵人による山形の酒造りトークショーなども計画されている。